HOME > 魂と肉体について > この世に生まれる目的とは

この世に生まれる目的とは

 “この世”に生まれてくる魂はそれぞれ何らかの目的を持って生まれてきます。

 この三次元の地球で果たすべき何かがあるのか、ただ一時的に立ち寄っただけなのか、理由は大小さまざまですが、いずれにせよ魂には目的があって生まれてくるのです。

 

 しかし、普通に生活をしているだけでは魂の目的に気づくことは出来ません。それはそのように出来ているからで、目的を知らないまま実行すべき場合もあれば、あるときぱっと気付かされる場合、中には最初から自覚を持ってそれを実行していらっしゃる方もいるかもしれません。

 

 何にせよ、魂はその目的を達成するためにあらゆる出来事をあなたの前に引き寄せてくるのです。

 

 魂の目的を知らないあなたに取っては良い出来事もあれば、悪い出来事もあるでしょう。

 しかし、魂の目的がわかったとき、周りに起こっている出来事は良いことも悪いことも全て、“自分のために起こっているのだ”と気づくことが出来るのです。

 

 その自覚に到達することが出来れば、良い出来事は良い出来事のままに捉えられ、悪い出来事は悪い出来事ではなくなります。

 “困難”と感じることはあっても、“嫌なものだ”という認識だけではなくなるのです。

 困難を乗り越えることで魂の成長や目的を遂げることが出来るようになる――引き起こされる出来事は全て魂のステップアップのための課題なのです。

 

 その課題を達成出来たとき、あなたは自分自身が成長できた実感と喜びを得ることが出来るでしょう。そうなれば、“悪い出来事”は単なる“悪い出来事”ではなくなります。

 

 

 初めて私が前世療法を受けたとき、セラピストの先生から「この世で起こっていることは全て○(マル)で、自分の望むことしか起こっていないんだよ」と教えられました。

 当時、精神的にかなり落ち込んでいた私はどうしてもその部分が理解できなくて、「いや、絶対に相手(周り)が悪いじゃん?私はこうなることなんて絶対望んでないし!」と表には出さないもののかなりの反発心を抱いていました。

 

 ですが、問題が解消された今となっては、本当にその通りだな、と実感しています。

 中々そうは思えない時期はきっと誰にでも必ずあって、そのときはまだ、苦しむべき時なのです。

 苦しみを背負って、散々悩んで、生き方や自分自身の在り方についての模索をして、沢山沢山足掻き、もがき続けた先に“もう良いよ”って、ぱっと視界が開かれるときが来るのです。

 

 苦しみを背負うのは、自分で自分を許すことが出来ていないから。

 でも、もしも今苦しんでいたとしても、このHPを見てくださっている方々は自分を許すための準備が少しずつ整ってきている方々の筈。

 今すぐにではなかったとしても、自分自身を許せる時がきっと来ます。

 

 そして皆さんにも、ここに書かれたことが「本当にそうだったな」と心から思える日がくることを願っています。